【投資】サラリーマンにおくる、「株式投資」を始めた方がいいわけ

日本人の平均給与は1997年をピークに年々下がり続けており、さらには年功序列の賃金体系が崩れてきています。

給料が上がりにくい今、給料収入以外の収入源を持っておくことは非常に大切です。

収入の複線化を図るためには、様々な方法がありますが、株式投資は気軽に始めることができ、やり方次第では大きな収入減になります。

株式投資は、スマホで簡単に取引することができるので忙しいサラリーマンの方でも簡単に取引することが可能です。

そこで今回は、株式投資を始めた方がいいわけについてわかりやすく説明をします。

米国株の特徴（メリット、デメリット）

米国株は、日本人投資家の間で、かつてないほど大きなブームとなっており、書店等で米国株投資の書籍や雑誌を目にする機会も増えてきたと思います。米国株投資を行い、大きな利益を得ている人はたくさんいます。最近だとテスラ株の急伸は記憶に新しいのではないでしょうか。

米国株は、日本株に比べて大きな上昇が期待でき、配当も日本株に比べて総じて高い企業が多いです。

コカコーラやP&Gなど50年以上増配を続けている企業もたくさんあります。

アメリカは日本と違い、個人の保有資産の中で株式や投資信託などの投資商品の割合が大きいです。

米国人の多くは資産運用に慣れているため、多少株価が下落しても長期で保有する傾向にあります。

日本人の投資家の中には、株価や為替が下落するとすぐに売却する人も多いため大きな違いですね。

また、アメリカ政府は、株価を上げることに非常に力を入れているため、アメリカの株価は上がりやすい土壌があります。

トランプ前大統領の時に、大きくアメリカ株が上昇しニュースの見出しを賑わせました。

このようにたくさんのメリットがあるため、米国株投資をする人が増えています。

もちろん、日本株に比べて個別銘柄の情報が少ないなど、銘柄選定が難しいデメリットもありますが、最近は、ETF（上場投資信託）を使って気軽に米国株投資をすることができるので大きなデメリットは無いといって良いでしょう。

NYダウやナスダックなどの株価指標に連動したETFや高配当株に特化したETFなど様々な種類があるので、自分好みのETFに投資できるでしょう。

米国ETFのなかには、年間の配当が6%を超えるものもありますので、高配当のETFを購入して給料以外の大きな収入源をつくることができます。

アメリカ株は、リーマンショックやコロナショックなどの時に大きく下落していますが、10年単位の長期のチャートで見ると、日本株に比べると安定的に上昇していますので精神的に安心して投資できるでしょう。

また、NYダウもナスダックも毎年のように過去最高値を更新しており、約30年ぶりに高値を更新した日経平均株価とは大きな違いがあります。

GAFAをはじめとした世界的な企業が多く、株価を上げることに政府が力を入れていることを考えると今後もアメリカ株は安定的に上昇していくのではないでしょうか。

日本株の特徴（メリット、デメリット）

日本株の最大の特徴は、聞きなじみの多い企業が多く銘柄選定がしやすいことでしょう。

時差のない同じ国内なので日々のニュースでいち早く情報をキャッチして、知っている企業に投資できることは大きなメリットですよね。

特にサラリーマンの方は、自社はもちろん他社にも詳しい方が多いので、比較的容易に企業分析を行うことができると思います。

日本株はアメリカ株に比べると長期間雲低迷していましたが、最近になってようやく株価は大きく上昇しました。

また、配当についても以前はアメリカ株など海外株に比べ非常に低い傾向にありましたが、最近は5%を超える高い配当を出す企業も少なくありません。

高配当株を中心に投資をすれば、給料以外の安定的な収入源を持つことができるでしょう。

ただし、やはりアメリカ株に比べると世界的に成長している企業が少ないのが実情です。

日本政府もアメリカ政府に比べ株価上昇に力を入れることが少ないため、今後、伸び悩む可能性は十分にあるでしょう。

今後、世界的に活躍する企業が出てきて、その企業に投資をするのは非常に良い方法であるといえますが、現在の投資環境を考えるとやはりアメリカ株に投資した方が大きな成果を得ることができるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、サラリーマンにおすすめの資産運用として、米国株と日本株について説明をしました。

米国株と日本株についてはそれぞれメリット、デメリットがあります。

個人的には米国株の方がメリットが大きいと思いますが、銘柄の知識が豊富などの理由で日本株の方が向いている方もいらっしゃるでしょう。

資産運用と聞くと一部のお金持ちが行うものだと思っている方もいるかもしれませんが、今はインターネットの発展のおかげで誰でも簡単に行うことができます。

資産運用を行うか行わないかで将来の保有資産に大きな違いが出てくると思います。

今回の記事を参考にしていただき資産運用について興味を持っていただければ幸いです。