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スロー
40代 男性
昨年、約20年間のサラリーマン生活にピリオド。元 広告営業マン。

自由を求めて(ノープランで)退職。
「I am so SLOW」
スローに生きて、そしてFIREすることが目標です。
HP公開しました。よろしくお願いします。

株式投資の現物取引と信用取引のメリット・デメリットについて

現在、近年まれにみる資産運用ブームが起こっていますが、代表的な資産運用の方法といえばやはり株式投資になるでしょう。

しかし、一口に株式投資といっても、株式投資には、現物取引信用取引の2種類があることをご存知でしょうか。

「株で大損」「株で借金生活」などのエピソードはTVや雑誌等で見聞きしたことがあると思います。

その話しだけを聞くと、株式投資って博打、ギャンブル、大損したらどうしよう・・・と思ってしまいますよね。

私も株式投資を始めるとき及び腰になっていましたが、調べ進めていくうちにそれは取引方法によるものだということがわかりました。

それが、現物取引・信用取引という2種類の取引方法です。

そこで今回は、株式投資の現物取引と信用取引のメリットとデメリットについて説明します。

Contents

現物取引のメリットは主に2つ!

現物取引には様々なメリットがありますが、信用取引と比較した場合の主なメリットは2つに集約されます。

  1. 借金をする可能性がない
  2. 株主優待が受け取れる

現物取引のメリットについて説明しますね。

借金をする可能性がない

現物取引は、手元資金以上の取引ができないので、どんなに損をしたとしても手元資金以上の損をすることはありません。

つまり、現物取引では借金をする可能性はゼロということになります。

例えば、10万円株式投資して失敗したとしてもマイナス●円の損失にはならず、最悪なケースは0円でフィニッシュということです。

0円よりマイナスになることはありません。

後ほど説明する信用取引の場合は、借金をする可能性が出てきますので、借金をする可能性がないのは現物取引の大きなメリットといえるでしょう。

株主優待が受け取れる

現物取引の場合は、配当金も株主優待も受け取れます。

ただ信用取引の場合は、配当金に該当する配当落調整金は受け取れますが、株主優待を受け取ることができません。

配当金や株主優待を受け取れるのは信用取引と比べた場合の現物取引の大きなメリットといえるのではないでしょうか。

現物取引のデメリットは主に1つ!

現物取引の主なデメリットは、手元資金以上の取引ができないことでしょう。

信用取引のようにレバレッジを効かせることができないため、手元資金対比大きな取引をすることができません。

当然、大きな取引ができないので、得られる利益は限定されます。

レバレッジをかけた資金効率の良い取引ができないことが現物取引の主なデメリットといえるでしょう。

信用取引のメリットは主に2つ!

株式投資の信用取引には様々なメリットがありますが、現物取引と比べた場合の主なメリットは2つに集約されます。

  1. レバレッジをかけた資金効率の良い取引ができる
  2. 配当金相当額がもらえる

信用取引の主なメリットについてわかりやすく説明していきます。

レバレッジをかけた資金効率の良い取引ができる

信用取引は、手元資金の約3.3倍の取引ができます。

つまり、手元資金が100万円だったら約330万円の取引ができます。

なので、得ることができる利益も現物取引に比べて約3.3倍になります。

大きな損失を被ってしまう可能性はもちろんありますが、レバレッジをかけた資金効率の良い取引ができるのは信用取引の最大のメリットといえるでしょう。

配当金相当額がもらえる

意外と知られていませんが、信用取引でも配当金相当額を受け取ることができます。

もちろん、レバレッジをかけている場合、現物取引に比べ大きな配当金を受け取ることが可能です。

株主優待を受け取ることができませんが、配当金相当額をもらえるのは信用取引の大きなメリットといえるのではないでしょうか?

信用取引の主なデメリットは2つ!

現物取引と比べた場合の信用取引のデメリットは様々ありますが、主なデメリットは2つに集約されます。

  1. 大きな損失を被ってしまう可能性がある
  2. 最悪借金をしてしまう可能性がある

信用取引の主なデメリットについて説明していきます。

大きな損失を被ってしまう可能性がある

信用取引は、手元資金の約3.3倍の取引ができるため、大きな利益を狙うことができますが、反面大きな損失を被ってしまう可能性があります。

つまり、ハイリスク・ハイリターンです。

相場によっては、マイナスの損失になることもあります。

これこそが、「株で大損」「株で借金生活」のゆえんです!

現物取引に比べ大きな損失を被ってしまう可能性があるのは信用取引の大きなデメリットといえるでしょう。

最悪借金をしてしまう可能性がある

先程の大きな損失を被ってしまうに似ていますが、信用取引を行うと最悪借金をしてしまう可能性があるのです。

手元資金以上の損失が出る可能性があるので証券会社に返済するために消費者金融などでお金を借りている人は少なからずいらっしゃいます。

お小遣い程度の借金であれば問題ないかもしれません。

ただ手元資金が大きいとその分大きな借金を背負ってしまう可能性があるので最悪人生を壊してしまうほどの借金を背負ってしまうことになりかねません。

信用取引は大きな利益が出せる可能性がある一方、人生を壊してしまう可能性がある取引ということはしっかり認識するようにしましょう。

まとめ: 信用取引はデメリットが大きすぎる!

今回は、株式投資の現物取引と信用取引について説明しました。

現物取引は信用取引に比べ大きな利益を狙うことはできませんが、手元資金以上の借金をする可能性がないため安心して取引ができます。

一方、信用取引は現物投資に比べ大きな利益が狙えますが、大きな借金を背負ってしまう可能性がある取引です。

どれだけの上級者でもリスクとリターンは紙一重で、株式相場を正確に予想出来るひとはこの世にいません。

どうしても信用取引をするのであれば、リスクとリターンは紙一重ということを認識し、現物取引で株式投資に慣れて相場動向を知ってからの方が賢明です。

信用取引は精神的にすり減りますし、ことあるごとに相場が気になりチェックに走ります。

僕は、現物取引で借金の心配もせず心穏やかに株式投資を楽しむのが最適解だと思っています。

投資を開始すると、現物取引 or 信用取引の選択肢が出てきますが、その際は今回の記事が少しでもお役に立つと嬉しいです。

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