こんにちは!スローです。
僕は昨年末に脱サラした40代男性です。
元 広告営業マンです。
僕は今現在、9銘柄に投資しています。
6銘柄=ETF、3銘柄=個別株になり、全9銘柄のうち8銘柄は米国株です。
ETFは精神的にも楽で、運用成績も堅調に伸びています。
投資しているETFの6銘柄のうち3銘柄は高配当ETFで、投資金額順で並べると「VYM」「HDV」「SPYD]です。
今回は高配当ETFの「HDV」の紹介とその運用結果を公開します。
まず最初にHDVとは
HDVとはVYMに並ぶ高配当の代名詞的なETFで、日本での正式名称はiシェアーズ・コア高配当株ETFといいます。
アメリカのブラックロック社が2011年より運用しているETFです。
ここでHDVの詳細です。
運用会社 ブラックロック(アメリカ) 正式名称 iShares Core High Dividend ETF (iシェアーズ・コア高配当株ETF) 設定日 2011年3月 経費率 0.08% 直近配当利回り 3.61% *2021年5月現在 直近12ヶ月 配当時期 3月、6月、9月、12月の年4回 セクター 生活必需品、エネルギー、ヘルスケアなど 構成銘柄上位10社 2021年6月現在
構成銘柄上位10社
- エクソンモービル
- ジョンソン&ジョンソン
- シェブロン
- ヴェライゾン
- プロクター&ギャンブル
- フィリップモリス
- メルク
- コカコーラ
- シスコシステムズ
- ブロードコム
セクター詳細
高配当ETFといえば、VYM、SPYV、HDVのこの3トップが有名です。
HDVの構成銘柄は74社になり、この3トップの中では一番少ないです。
・VYM 414社 ・SPYD 77社 ・HDV 74社 *2021年6月現在
ただ、このHDVの魅力は、格付け会社のモーニングスター社の指数をベースとした高配当銘柄で構成されていることです。その結果、直近の配当利回りはVYMの2.87%を上回る3.61%(2021年6月現在)です。
モーニングスター社の指数のベースは、その企業の財務健全性と配当の継続性です。
よって、構成銘柄上位10銘柄のそのほとんどが連続増配企業になり、それでもなお年4回の組み替えを実施して高配当の実現を目指しています。
組み替え作業とは、サッカーのJ1、J2の入れ替えのように、成績に届かないチームをJ2に除外(降格)するイメージです。
実際、2020年3月にはAT&Tを含む13銘柄が除外されました。あのAT&Tですら除外対象になったとは驚愕です。
このように成績が振るわない企業に容赦ないですが、顧客への高配当の実現がHDVの基準であり姿勢です。
コロナショックでも早い回復力、HDV
グラフのように、HDVは2011年に運用されたETFなのでサブプライムローン、リーマンショックは経験していませんが、
コロナショックの下落時にはVYMと同じく早い回復力で上昇しています。
VYMとの比較を見ても、同じような回復力でHDVの不景気に対する強さは魅力です。
青=VYM
オレンジ=HDV
6ヶ月間:HDVの運用成績と受取配当金
2020年12月からの6ヶ月間、12月/3月の2回に分けて入金しました。今現在の保有数は100株です。
投資額は約98万円。
評価損益で+8万円以上、損益率+9.00%は本当にありがたいです。
3月の受取配当金
3月分の配当時期に保有していたのは100株です。
100株x$0.88212=$88.21 ⇨受取配当金 $63.28
6月の受取配当金
3月分の配当時期に保有していたのは100株です。
100株x$0.81032=$81.03 ⇨受取配当金 $58.13
※今回は3月と比べ減配ですが、僕はまだまだそれを上回るポテンシャルのあるETFだと思っているので、今回の件はあまり気にしていません。
3月+6月の受取配当金の合計
$63.28+$58.13=$121.41、¥13,000以上の受取配当金です。
まとめ
今回紹介したHDVはモーニングスター社の指数をベースとした高配当銘柄で構成されており、年4回の組み替えを実施する厳選に厳選を重ねた優良企業74社で高配当の実現を目指すETFです。その高配当に対する信頼性と不況の強さが人気の高さに繋がっています。
今回の記事を参考にしていただき、HDVがひとつの選択肢になると幸いです。