こんにちは!スローです。
僕は昨年末に脱サラした40代男性です。
元 広告営業マンです。
現在、空前の資産運用ブームが起きています。
楽天証券やSBI証券などネット証券の発展により多くの方が気軽に株式投資や投資信託などの資産運用を行うようになりました。
特に今人気なのが、米国株投資です。
米国株は日本株に比べパフォーマンスが良く、多くの方が米国株投資を行っています。
しかし、米国株投資を行っている多くの方は個別銘柄が良いのかETFが良いのか迷っているのではないでしょうか?
そこで今回は、米国株:個別銘柄とETFのメリットデメリットについて説明をします。
米国株:個別銘柄のメリットとは?
個別銘柄には様々なメリットがありますが、主なメリットは2つに集約されます。
- テンバガーのような短期で飛躍的に上昇する銘柄がある
- 値動きの原因が分かりやすい
個別銘柄のそれぞれのメリットについてわかりやすく説明していきます。
テンバガーのような短期で飛躍的に上昇する銘柄がある
テンバガーとは、株価が10倍以上に上昇する銘柄のことです。
過去には、アマゾンやドミノ・ピザ、Netflixなど多くの企業がテンバガーを記録しています。
ETFの場合、様々な銘柄に分散されて投資されているので、なかなか株価が10倍以上になることはありませんが、個別銘柄の場合、テンバガーは決して珍しくありません。
テンバガーのような大きく上昇する可能性があるのは個別銘柄の大きなメリットでしょう。
値動きの原因が分かりやすい
個別銘柄は、当然ですが、個別の銘柄になりますので、値動きの原因が非常にわかりやすいです。
一方、ETFの場合、様々な銘柄に分散投資されているので、値動きの原因が分かりにくくなります。
値動きの原因が分かりやすいのは、個別銘柄の大きなメリットでしょう。
米国株:個別銘柄のデメリットとは?
様々なメリットがある個別銘柄ですが、当然ですが個別銘柄にもデメリットはあります。
個別銘柄のデメリットは2つです。
- 大きく値下がりしてしまう可能性がある
- 売買手数料が高いケースが多い
個別銘柄のデメリットについてわかりやすく説明します。
大きく値下がりしてしまう可能性がある
個別銘柄は、当然ですが、その企業の企業業績などによって、大きく株価が下落してしまうリスクがあります。
最悪の場合、倒産してしまい価値がなくなってしまう可能性も決してゼロではありません。
株価が大きく値下がりしてしまう可能性があるのは個別銘柄の大きなデメリットでしょう。
売買手数料が高いケースが多い
日本株に関しては、各証券会社で売買手数料を引き下げている傾向にありますが、
米国株については2021年現在でも比較的高い傾向にあります。
0.5%ほどの手数料がかかるケースが多く、売買手数料が高いのは個別銘柄の大きなデメリットといえるでしょう。
米国株:ETFのメリットとは?
ETFには、様々なメリットがありますが、ETFの主なメリットは2つです。
- 簡単に分散投資できる
- 手数料が低い
ETFのそれぞれのメリットについてわかりやすく説明します。
簡単に分散投資できる
ETFは、1つの銘柄で数百種類の銘柄に投資しているものも多く、簡単に分散投資できます。
日経平均株価やNYダウなどの代表的な株価指数にも投資することができるため、気軽に分散投資することが可能です。
・ VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF) :9051銘柄
・ VYM(バンガード・米国高配当株式ETF) :414銘柄
・ SPYD(SPDR ポートフォリオ S&P500 高配当株式ETF) :77銘柄
・ HDV(iシェアーズ・コア高配当ETF) :74銘柄
*2021年6月現在
手数料が低い
ETFは、手数料が非常に低いです。購入時手数料が無料のETFも多いですし、保有期間中にかかるランニングコストも非常に低い商品が多くなっています。
低コストで運用できるのはETFの大きなメリットでしょう。
米国株:ETFのデメリットとは?
まだまだメリットがあるETFですが、ETFにもデメリットがあります。
ETFの主なデメリットは2つです。
- 個別銘柄ほどの飛躍的な値上がりは期待しづらい
- 値動きの原因が分かりづらい
ETFのデメリットについてわかりやすく説明していきます。
個別銘柄ほどの飛躍的な値上がりは期待しづらい
個別銘柄の場合は、株価が10倍以上に上昇するテンバガーが数多く存在しますが、ETFの場合複数の銘柄に分散投資されているため、個別銘柄ほど飛躍的な値上がりは期待しづらいです。
個別銘柄に比べ安定的な値動きを期待するのはできますが、飛躍的な値上がりが期待できないことはETFのデメリットでしょう。
値動きの原因が分かりづらい
ETFは、複数の銘柄に分散投資されているため値動きの原因が分かりづらいです。
細かく値動きの要因について知りたい方にとっては大きなデメリットになるかもしれません。
まとめ
今回は、米国株:個別銘柄とETFのメリット・デメリットについて説明しました。
それぞれに特徴がありますが、個別銘柄とETFどちらか1つに投資しなければいけないなんてことはありませんので、
個別銘柄とETF併用して運用することもオススメです。
今回の記事が、ご自身のポートフォリオを決める役に立てば幸いです