こんにちは!スローです。
僕は昨年末に脱サラした40代男性です。
元 広告営業マンです。
米国株と日本株は現在、全く逆の動きをしています。
米国株の主要3株価指数であるNYダウ、S&P 500、ナスダックは揃って過去最高値を更新している状況ですが、日本の代表的な株価指数である日経平均株価は年初来安値を更新しそうなところまで下落しています。
今後、米国株、日本株がどのように動くのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は米国株と日本株の今後の見通しについて私なりの見解をまとめました。
今後の投資の参考にしていただければ幸いです。
米国株の見通し
結論からお話しすると米国株は今後も堅調であるといって良いでしょう。
7月下旬に発表された、Googleのアルファベットは予想を超える好決算で株価を大きく上昇させました。この巣ごもり需要でYouTubeやクラウドサービスなど好調で過去最高値の純利益を更新しました。
アマゾンについては予想以上の決算内容ではありましたが、今後の見通しが市場予想よりも冴えなかったため、株価は決算発表直後を大きく下げましたが、業績自体は非常に好調なことに間違いありません。
アメリカは、日本よりも圧倒的に株式投資をしている人が多いため株価が上がらないと政権の支持率が上がらない傾向にあります。
そのため、政府は株価を上げる政策をしやすい傾向にあるため日本株よりも上昇しやすいのが特徴です。
文化的にも上昇しやすい米国株ですが、米国株を代表する大手企業の決算内容は決して悪いものでは無いため今後も米国株は順調に上昇していくのではないでしょうか。
日本人は貯金、アメリカ人は投資で資産形成していきますね。。。
日本株の見通し
日本株の見通しも結論からお話しするとようやく底を打ってきており今後上昇するのではないかと私は考えています。
理由は、主要企業の発表が本格化している決算で「想定以上」の好内容だった一部の自動車や半導体関連株の急伸も市場心理を支えてきているからです。
また、世界中の株価に影響与える米国の動向も悲観すべき状況ではありません。
市場では「米国景気が腰折れしないように、米連邦準備理事会(FRB)は慎重に金融緩和の調整を進める」との見方は多いです。
米国の過剰流動性に支えられた世界的な株高はいずれ終わるとしても、現時点ではまだ過剰に警戒する必要は乏しいでしょう。
7月29日午前の日経平均採用銘柄でもっとも上昇率が大きかったのは、6.97%高の日産自動車でした。
28日に今期(2022年3月期) の連結最終損益が600億円の黒字(前期は4486億円の赤字)になる見通しだと発表。
従来予想(600億円の赤字)から一転黒字転換となるほか、市場予想平均(450億円の黒字)も上回り、好感した買いを集めた格好です。
半導体テスター大手のアドテスト (6857)も6.01%高と上昇が目立ちました。7月28日に今期の連結純利益が前期比7%増の750億円になりそうだと発表。
従来予想(8%減の640億円)からの上方修正で一転増益となり、市場予想平均(694億円)も上回りました。
そもそも自動車や半導体関連は今期の業績期待が高い業種ではありましたが、日産自動車とアドテストに共通するのは「想定以上」の内容。
このところ日本電産 や信越化学など好業績も想定内なら売られる銘柄もみらましたが、市場の期待を上回れば素直に買いが入ることも示されました。
8月には業績期待が強い東京エレクトロンやトヨタ自動車の決算発表が予定されており、同じような流れとなることも考えられます。
中国当局のハイテク企業への規制、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒が日本株の上値を抑えているものの、株高を演出する米国の過剰流動性と、 半導体関連や自動車株の稼ぐ力に大きな陰りが見えないうちは下値も限られるとみてよさそうです。
せっかく開催したオリンピックが景気の追い風になってほしい!
まとめ
今回は米国株と日本株の今後の見通しについて説明しました。
米国株と日本株ともに今後の見通しは明るいと私は考えます。
もちろんその通りにいくかは分かりませんが、主要企業の決算内容の良さを見ると株価が上がってくる可能性は高いでしょう。
今回の記事が投資活動のお役に立てると嬉しいです。